「やさしさが邪魔をする」耳コピ所感
日向坂46の「やさしさが邪魔をする」をコピーしてみたので、作業中に気になった箇所や感想などを書いていきます。
・コピーした音源
https://twitter.com/Yooooous/status/1271803703968710656
・オフボ
https://soundcloud.com/user-956281508/offvocal1chorus
・原曲
https://www.youtube.com/watch?v=88l4oRQGwB0
基本情報
作詞:秋元康
作編曲:aokado
BPM:120→124
key:C maj
コード進行:こちらを参考にしました。
https://www.ufret.jp/song.php?data=53187
気になった箇所
コード等
・Aメロ1~4小節(いつもと~朝が来た)はどれもピアノが一拍目でDを弾いているので実際のコード進行はCadd9→G/B→Am7(11)→G。よくあります。
・Bメロ1小節3拍目のGのところでピアノがEを弾いているのでG6になってます。が、高いところで鳴っているので6の"悲しさ、切なさ"みたいなのはあまり感じませんね。
「夢はいつでも~どこかにあるよ」まではピアノやら歌やらで上に色々積まれているためコードが変化していてFadd9→G6→C→Am9→Dm7→G7→Csus4→Cみたいな感じです。特に、6つ目のGの上で歌でFを鳴らしていてG7になっているのですが、この技はaokadoさんの曲にしょっちゅう出てきます。約束の卵とか暗闇とか。
・Bメロ5小節目(一緒にいたら~)のAm7がコード関係では一番のポイントかな~と思いました。今までずっと明るく来てたところがAmで一気に暗くなる。この明暗のコントラストがドラマ性を生むんじゃないでしょうか。
・サビの4536にも歌やらストリングスやらで色々積まれていてFM7→G7(9,13)→Em7→Am9みたいな感じだと思います。Gの13が特に重たい雰囲気ありますね。13の音(E)はストリングスのトップが弾いています。
リズム等
・頭サビがBPM120でイントロから124。
・Aメロ1順目が6小節。珍しい。
・Bメロでキックが弱くなっています。スネアでリズムを取るためだと思います。
・サビ前のキメがやや不揃い。ここが一番気になりました。だいたいサビ前のキメは縦を揃えるものですが、この曲ではキックとスネアがややずれています。
もしかしたらGまでが助走でEがキメということなのかもしれません。
・頭サビ後のイントロではキックの60hz以下が強く聞こえるのですがサビでは控えめになっています。これは、本来60hz以下も十分に出ているがサビで歌を聞かせるために沈んでしまう「地盤沈下」のようなものなのか、イントロでは4つ打ちをはっきり感じさせたいから強くしているのか、どちらなのか定かではありませんが、どちらにせよなるほどな~と思いました。
・頭サビとサビの最後のスネア、ここだけ歪ませているのかサンプルを重ねているのかわかりませんが強いですね。コピー音源ではサンプルを重ねて表現してみました。
感想
耳コピする前は「aokadoさん特有の切なめラブソング」くらいに思っていましたが、やってみて「結構重い曲だな...」と感じました。月9の主題歌みたいな印象を受けます。
この制服かわいくて好きです。
最後に、
キリマンジャロが入ってないやん!!
最後までお読みいただきありがとうございました(・ω・)