続・八月のifがとても良い
前回の記事では触れなかったけど、この曲の肝はやっぱ香澄と沙綾のツインボーカルだと思うので、今回はこの二人のハモリの話をする。
八月のif / Poppin'Party
基本的には上パートを沙綾、下パートを香澄が歌っている。これがすごく良い。声の相性とかもあるんだろうけど、普通は"香澄が主旋律を歌って下で沙綾がハモりながら支える"みたいなものをイメージするからこのギャップに惹かれる。 Bメロから徐々に3度で重なり始める。"出会ってたのかな?"の"のかな?"のところは、上が「ソ#ファ#ミ」、下が「ド#ラシ」で少し離れるからわかりやすい。 サビの1~4,9~12小節目は二人共上と下の両方を歌っている。ここでの下パートはハモリに徹しているというか、あまり主旋律を追随していない。またここでは、音像のセンターに上パート、両サイドに下パート(左が香澄で右が沙綾)というふうに分かれていて、これがとても心地良い。 7~8,15~16小節は上を香澄、下を沙綾が歌っている。大楽節の最後の目立つ部分を香澄が歌っているというのもまたそれっぽい。 いやほんとめちゃめちゃ良いなこの曲。