佐伯高志の曲で学ぶ上手な転調の仕方
UNBALANCED LOVE / Printemps
※2:46~ Gmaj→Emaj
Am・A#dim→B・G#sus4・G#
ピアノのトップノートがC→C#→D#と上昇した後にsus4を解決するモーションがとても綺麗。
冬がくれた予感 / BiBi
※0:22~ Ebmaj→Gmaj
Fm・Eb/G→Ab→Bb→Gsus4・G→
C・D→Em・Bm→C・D→D#dim・Em
Gsus4・GがEbmajではⅢsus4・Ⅲ、GmajではⅠsus4・Ⅰとして機能し、さらにサビ頭のCがⅣだからⅠ→Ⅳとドミナントモーションで繋がる。長3度をこんな滑らかに転調させてるのやばい。
この曲について詳しく書いた記事。
コワレヤスキ / Guilty Kiss
※0:53~ Emaj→F#maj
F#m→G#m→A→G#→
B→C#→D#m→A#m
G#がEmajではⅢ、F#majではⅡとして機能する。サビのBへⅡ→Ⅳと綺麗に繋がっている。
WATER BLUE NEW WORLD / Aqours
※Amaj→Dmaj
動画だと聞けないけど、サビ→間奏のところ。
サビの最後の"ミライへ向かおう!"の"う"の音がA(ラ)で、これはAmajでは主音、Dmajでは5thの音と共通のダイアトニックトーン。そして間奏の最初のコードがDだからまったく違和感なく繋がる。